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【進撃の巨人】愛を込めて花束を(R18)

第2章 同期のアイツと憧れのヒト






ある意味。

お酒が入ったのは、良かったと思う。



素面だったら、ドキドキして。

緊張のしすぎで、マトモに話すことすら出来ないけど。



少しだけ、話せた。



お酒が入っててもドキドキしっぱなしだったけど、も。




お休みは何をしているのか、とか。

趣味はなんだ、とか。

好きな食べ物はなんだ、とか。



好きな音楽や、小さな頃に好きだった童話の話しまで。



私は酔いが手伝って、目の前に憧れのヒトがいて、有頂天だった、と、思う。



リヴァイ兵長が、ここのお店より気に入っているお店がある事を、話してくれて。

少しだけ気になって尋ねて見たら、「今度、時間を空けろ。」って言われて。



社交辞令だったとしても、凄く嬉しくて、夢見たいな気分だった。



食事の催しが終わって、リヴァイ兵長が席を立って。

ハンジ分隊長と一緒にお会計しに行って、みんながバラバラに帰り出したところまでは、しっかり覚えてる。



ギャーギャー騒ぐ、コニーとサシャを目の前に、幸せいっぱいでいる私、の隣。

ジャンの顔が凄く優しく見えて、「呑み直そうぜ」って言って来た、ような、気がする。




それに、何て返事をしたのかは、覚えていない。




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