• テキストサイズ

Freiheit(フライハイト)[進撃の巨人]

第12章 望まれない再会



僕達は今まで乗っていた馬から降り、食料らしきものを、背中に背負っている少年に声をかける。

「エレン!!」

と・・・

その少年は僕たちの方に振り向いた、やはりエレンだ。

しかし、帰ってきた言葉はむなしく・・・

「・・・誰?しかも、なんで敵である調査兵団が俺の名前を知っているんだ?」

「・・・えっ・・・。」

みんな言葉が出なかった。

僕達は、敵じゃない。仲間じゃないか。
それに、誰って・・・エレン、君は・・・

「・・・僕達の事覚えてないの!?
・・・僕とミカサは君の幼馴染でペトラさんは・・・君の恋人だったじゃないか!
それに、君は調査兵団の兵士だっただろ!?」

「・・・?俺は戦士だぞ?幼馴染もお前らじゃなくて違う奴らだし、何言ってんだ?」

まるで、敵を見るような目で僕達を見る

いったい、どうしちゃったの・・・。

すると、ミカサが

「エレン!貴方と私は家族・・・!
それも覚えてない?」

そして、ペトラさんも

「エレン、私のことも覚えてないの・・・?
このネックレスも!」

首に掛けてあるネックレスを取り出して言う

「ネックレス・・・、それは俺が持ってるやつ・・・なんで?・・・いや、・・・そういえばなんで夢に出てきたあんたが・・・っ!」

エレンが頭を押さえうずくまる

「・・・エレン?どうしたの!?」

エレンの様子を見ようとエレンに近づこうとすると、

「・・・!!エレン!」

聞き覚えのある声が聞こえ、エレンと呼んだ人のほうを見ると・・・





/ 113ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp