第3章 はじめての・・・。
「おい、お前エレン・イエーガーだろ?」
そう言われ、声がする方へふりかえると・・・。
憲兵団の兵士たちがたっていた・・・。
「・・・俺に何か用ですか?」
「用があるもなにもなんでこんな所にいるんだよ。化け物が!!」
「・・・!!」
「まぁ、こっち来いよ。」
と言われ、仕方なくついていくと・・・
路地裏だった・・・。
「・・・なんで、路地裏なんですか?」
「あ”ぁ”?路地裏の方が喋りやすいからだよ。
色々とな。」
憲兵団の兵士達の口角があがる。
「・・・で、なんで化け物がここにいるんだ?」
「・・・か、買い出しに・・・。」
「化け物は地下牢にずっといたらいいんだよ!!」
憲兵団の兵士達の乾いた笑い声が頭に響く・・・。
化け物、化け物と言われ続け、やっぱり俺は化け物なんだ、と思い知らされる。
そんなことを思っていたら・・・
「・・・おい、お前何持ってるんだ?」
「・・・こ、これは・・・。」
袋を取り上げられ、中身を見られる・・・。
「なんだ?ネックレスか?
お前・・・恋人でもいるのか?www 」
俺は黙りこむ・・・。
「黙っててもわかんねぇーんだよ。
ま、お前に恋人がいたとしてもその相手・・・
絶対お前に本気じゃねーよw。」