第10章 約束
「…お風呂でするのはなしですよ」
「あ、バレた?」
と笑ながら言う如月
「もう!…最低です」
「んふ、前までは嫌いって言ってたのにな」
「っ…そんなの」
「そんなの?なに?」
「何でもありません。」
「えー!続きが気になるんですけど?遥さん?」
「知りません!」
「好きって言えよ」
遥の顔を自分の方へ向けキスをする如月
「ずるいです…」
「ん?」
「そーやって、生徒の心をもてあそんで」
「なんとでも言えよ。俺はお前以外は興味ないの」
「…」
とムッとした顔をするも頬が赤くなる遥
「そんな顔しても可愛いわ。俺の彼女は」
「もう、分かりましたからシャワー先に済ましてください!」
「じゃ、洗いっこしよっか」
「絶対そんなことしたら…」
「なに?」
「嫌ですよ!絶対にしません!」
そう遥から断られ洗いっこはなくなったのだった