第9章 先生、教えて
「遅かったね」
と言う七瀬
「えっと…」
「あ!もしかして彼氏?」
と当てられてしまった
「えー!見たい見たい!」
「…7番テーブルです。」
「えー!じゃあ持っていってもいい?」
「先輩がよければ…」
「じゃ、抹茶パフェ持っていこー」
と抹茶パフェを持っていくのは七瀬になった
「じゃ見てくるねー」
と言い7番テーブルの元へと向かう
「お待たせしました、抹茶パフェで…」
「あぁ、どうも……っ!」
しばらくして七瀬が戻ってきた
「七瀬先輩…?」
「…す、素敵な彼氏じゃない!すごくイケメンだったし!」
「あぁ…すいませんそんな…」
「ううん!すごくいい人なんだなって分かる!」
と早口で七瀬が言う
「へぇーそんなイケメンなの遥ちゃんの彼氏」
と後からメニューを運び終えた松岡が来る
「え?…えぇ!すごく遥ちゃんにお似合い!」
と何故か同様をした
「でも七瀬先輩と松岡先輩はすごく仲良くてお似合いだと思います」
と遥が言うと
「そりゃな!俺たちは3年付き合ってるから!な?」
「う、うん…そう!」
と先程メニューを運んでから七瀬が動揺をしているように遥は見えた
そしてバイトが終わり如月と帰る
「…抹茶パフェ、意外と美味かった」
の如月は気まづそうに口を開く
「そーですか。長く待たせてしまってすいません」
「いや…全然、仕事するためにPC持ってしてたし…」
「…」
自然と続かない会話
「何か隠してますよね?」
と突然口を開き質問する
「え、…いや?」
「うそ。絶対隠してますよね?それくらい分かります」
いつの間にそんなことまで分かるようになったのかと如月は思う
「…分かった。家に帰ったらちゃんと話す」
「お願いします。」
そうして2人は如月の家へ帰宅した