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私、先生に愛されてます【R18】

第5章 初めての体験


ガラガラガラ――

教室の戸が開く音で一斉に生徒が席につく


そのあと、おはようございますと挨拶をした


「みんな、久しぶりだな!夏休みを優雅に過ごしたんだろう?」



「僕、ヨーロッパの旅に行きました!」


「私は、LAに!」


と口々に自慢をぶっ込む生徒達



「へぇー!みんないい旅をしてきたみたいだな!」

と爽やかに返す如月だが


(金持ちの自慢なんてどうでもいい)

と思っていた




「先生は何してたんですか?」

と聞いたのは比嘉 だった



その瞬間、ノートに向かっていた遥が顔を上げ如月を見る



「先生か?先生はな…」


(まさかここで言わないよね…?)

と少し不安になる遥






「…ずっとジムで体鍛えてたな!ははは」


と爽やかな笑顔で答える


その笑顔に女生徒らはみな癒されていた


如月の答えに安堵した遥はまたノートに向かう


「まぁ、学校がまた始まったからみんな元気で毎日過ごせよ!」

そう言いSHRが終わる








そして、昼休み

遥は少し大きなお弁当をもって廊下を走った






ガチャ――





「ごめんなさい!お待たせしてしまって…はぁはぁ…」


と息を切らし向かった先は体育教官室だった


「そんなに急がなくてもいいのに…可愛いなぁ」

と如月が体育教官室のソファーに座り待っていた



「先生を待たせるわけにはいきませんから!あと、可愛いは余計です」

呼吸を整え話す遥


「余計じゃないの!ほら、ここおいで」


遥は如月の横に座りお弁当を広げる

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