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私、先生に愛されてます【R18】

第13章 女の子の日


「パパやめてよー」

そんな如月を振りほどき遥の元へ行く夏陽


「パパ、ソファーで待っててあげて」


「はーい」


少ししょんぼりした如月はソファーへ座り我が子が運ぶ食器を嬉しそうに受け取る


「はーい、今日のメインはちらし寿司ですよー」


鮮やかなちらし寿司が盛りつけられたお皿を運ぶ遥



「おぉー!美味そう!」


「おいちちょー!」


親子して目を輝かせる




「いただきます」


3人揃って囲む食卓は数年前よりも賑やかになっていた


「パパ!あーん!」


「お?あーん!」



遥は家族の幸せさを改めて感じていた


「夏陽、落ち着いて食べないとこぼすよ」


「はーい!ママもあーんしてあげゆ」


「ありがとう。あーん」


「ずるーい!パパも!」


「んふふ、やだぁ!」


笑顔が耐えないこの食卓は親を失くした2他人にとっては一番の幸福だった―――






「夏陽!パパとお風呂入ってきてね」


「はーい!パパ!」


元気に如月のいるお風呂へ向かう夏陽


洗い物を済ませた遥はすぐさま洗濯物をたたむ作業へ入る


「ふぅ…」


少し前まで育休をとっていた遥、今では仕事をしながら子育て、家事もこなす立派な主婦になり忙しい日々をおくっている


如月も家事を手伝ったりしている


「ママー上がったよー!」


「はーい」


遥はお風呂場へ行き夏陽をパジャマへ着替えさせる


「ママー」

「ん?」

「パパとどーして結婚したの?」


夏陽は唐突に遥に聞く




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