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私、先生に愛されてます【R18】

第13章 女の子の日


「あかりをつけましょぼ…」


「お前、歌上手いな」


「っ…!!」


「あれ?俺がいないと思って気分よく歌ってた?」


料理中に唄う遥の後からやってきた如月


「美味そうなちらし寿司だなー」


「もう!おどかさないでください」


「ん?可愛かったよ。超笑顔で作るお前」


如月が人差し指で遥のふくれる頬をぷにっと押す


「お前も昔に比べて料理上手くなったな」


「凌さんに教えてもらいましたから」


「へへ、いい旦那だろ?」


「自分で言ったから半減しました」


「えぇー?ホントに?」


如月は顔を近づける


「っ…!やめてくださいよ」


「今日はいつも以上に照れ屋だなー」


頬を赤くする遥に嬉しそうに抱きしめる如月


「パパー!」


廊下から走ってやってきた可愛らしい子は如月と遥のあいだに産まれた長女の夏陽(かよ)であった



「夏陽ー!ママがご飯作ってるから向こうで遊ぶか」


「うん!」


如月は夏陽とおもちゃで遊ぶためリビングへ行く





「おかえりなしゃいあなた!ご飯にしゅる?お風呂にしゅる?」


「んふふ、いいや可愛い可愛い夏陽にしゅる!」


「あははは、パパくしゅぐったい!」


愛娘に溺愛する如月を微笑ましく見守る遥



「もうそろそろ片付けて!ご飯にするよ!」


「はぁーい!」


遥がキッチンから声をかけると2人はおもちゃを片付け始めた


「ママー!お手伝いしゅる!」


「はーい。じゃあパパとお片付け早く済ませておいで」


夏陽はせっせとおもちゃを片付け、遥のもとへ走る



「はい。じゃあテーブル拭いてきてね」


「うん!」


数年前までは2人で使っていたテーブルを買い替え大きいダイニングテーブルにした


夏陽はソファに乗り小さな体で懸命にテーブルを拭く


「ママ!できたー!」


「夏陽は偉いなー!」


と夏陽の頭を撫でくり回す如月


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