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【イケメン革命】お茶会をご一緒しませんか?〜短編集〜

第7章 酔っ払いアリスちゃんと赤の軍幹部達☆




「おーい。極上の酒が手に入ったぜー」



ここは赤の兵舎。
アリスはたまたま一緒になったエドガー、ゼロとともにディナーを楽しんでいた。


そろそろデザートを食べようかという時ーー、

食堂の扉を開けるやいなやカイルが手に持った酒を掲げて嬉しそうに声をかけながら中に入ってきた。


アリス「カイル!おかえりなさい。極上の酒って…?」

カイル「今日たまたま診察に行った所で貰ったんだけどな。この酒、あの『クレイドルの涙』なんだぜー」

エドガー「へぇー、これがあの幻と言われたお酒なんですね。まだ残っていたんですか」

アリス「幻のお酒?今はもう作られてないってこと?」

ゼロ「ああ、何年か前にとびきり美味いが酔いが回るのもとびきり早いと話題になった酒だ。注文が殺到して生産が追いつかず、一時生産中止になったという噂だったが…」

カイルがテーブルの上に置いた酒瓶を皆で囲んで一様に興味深々といった感じで眺める。



カイル「おーっし!みんなで飲んでみよーぜ!」

アリス「えっ!いいの?!」

エドガー「楽しみですね。ぜひ俺もご一緒させて頂きます。ゼロはどうします?」

ゼロ「俺は飲めないが…その酒には興味がある」

アリス「じゃ、みんなで頂こう!私おつまみの準備とかしてくるね!」

カイル「俺もつまみ用意するかなー」

エドガー「俺はとっておきのおつまみがあるので部屋から持って来ますね」

ゼロ「おい、エドガー。また変なもの持ってくるんじゃないだろうな?」


わいわいと騒ぎながらそれぞれに酒宴の準備を進めていく。



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