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【イケメン革命】お茶会をご一緒しませんか?〜短編集〜

第6章 天使が悪魔に変わる時【R18】



「ぁ…も、イッちゃうっ……あ、あっ…」

「俺、も……限界です…、一緒に……」

最奥を強く突いた瞬間、

「っ、ああああ…っ……!!」

「っ…!」

ぎゅっと強く締まったと同時に俺の欲望が彼女の中へと流れ出た。







サッと後始末を終えて、ぐったりとしたアリスの横に寝転び、彼女の乱れた髪を整えるように撫でる。

気持ち良さそうに目を閉じるアリスに、ふと今日感じた違和感について聞いてみたいと思った。

「今日はいつもの貴女より幾分積極的だと思ったのですが、何かあったんですか?」

「えっ…!」

大きく瞳を見開いた彼女をじっと見つめていると、またじわじわと頰が赤くなっていく。

「あ…えと、何かあったわけじゃないんだけど…。
ブランさん達と飲んでた時にいつもエドガーに助けてもらってるって話になって。それからずっと何かお返しがしたいって思ってたら…………いつの間にかこんなことしちゃってて。ごめんなさい。」

「……」

「あっ、ちゃんとしたお返しはする予定だから…!だから…ーー」

「いえ、充分ですよ。ありがとうこざいます、アリス。
……これからもたまには、今日みたいな貴女を見せて頂けますか?」

嬉しくて頰を綻ばせながらアリスの耳元でそっと囁く。

耳まで真っ赤になりながら返答に悩むアリスを眺めつつ、これからも続くであろう甘く幸せな未来を想う。

(愛しています…アリス。
だから、俺と同じくらい……いえ、それよりももっともっと貴女に幸せだと感じさせて差し上げますよ)

誓いを立てるかのように、俺はそっと彼女に口づけを落とした。










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