第4章 チョコレートをおひとつどうぞ ①（カイル目線）【R18】

「いいの…我慢しないで……。
私、カイルになら何されたっていい……」

その言葉を聞いた途端、ドクンっと更に熱が高まったような気がした。

「も……我慢できねー……」

着ていた白衣を脱ぎ捨てると、アリスの身体をとんっと押して横たわらせる。そのまま覆い被さり再び深く口付けを交わす。

「はぁ…あっ…」

部屋の中には粘着質な音とお互いの甘い吐息が響き渡る。

（甘い……甘いな……もっと…………）

アリスの甘い声をもっと聞きたくて、触れたくて、性急にブラウスのボタンを外していく。

「…あ……カイル…待って…」

アリスの手がそっと俺の手に重なる。

「悪い……待てねー」

ボタンが全て外れると白くきめ細かいアリスの肌が目の前に広がった。

「キレー……だな」

鎖骨のあたりに舌を這わせながらそう言いと、白い肌は薄っすらとピンク色に染まる。

（可愛い…アリス）

「もっと…おまえの声、聞かせてくれよ」

柔らかな胸を両手の手のひらで包み込む。
弾力を楽しむようにやわやわと動かすと、どんどんアリスの甘い声が漏れ出てくる。

（ああ、ほんと…ダメだ…俺。
今すぐおまえの全てを奪いたくてたまんねーんだ…）

主張し出した先端にゆっくり舌を這わせると、ビクっとアリスが腰を浮かせる。
その隙にスカートを引き下ろし、すらりとした足が露わになる。

太ももから徐々に上へと手を滑らせると、アリスの身体が強張っていくのが分かった。

「大丈夫だ。力、抜け」

胸の先端をパクリと口に含み、舌でコロコロと転がす。

「ひゃぁっ…！あああぁ…っ」

一際大きなアリスの声が響く。

力が抜けた足に再び手を這わせてそのまま中心を撫で上げた。


くちゅり


あられもない水音が響く。

「やっ……だ…」

顔を覆ってしまったアリスの耳にキスを落とし、そのまま耳元で囁く。
「可愛いな……アリス」

「顔、見せてくれよ」

下着の上から潤んだ部分をなぞる。

「やっ……あ…あ……っ」

俺の指先の動きに合わせてアリスの腰がゆらゆらと動き出す。