第5章 現世での生活
「・・・・・・で?買い物はどうしたんです?」
帰ってきた私はさっそく畳に正座させられた。
「あっ!!醤油」
「・・・・・・今までどこ行ってたんですか?」
「えっと・・・・・・黒崎病院?だっけ。そこにお世話になって・・・・・・」
「ほう。買い物もせず、男の子といちゃいちゃしてたんすか。」
「いや、一護とはさっき初めて会って・・・・」
「へぇー、初めて会ったのにもう名前で呼び合う仲なんすか。」
「だって、一護が黒崎だと紛らわしいからって!!」
喜助・・・顔が怖いです・・・・・・・
「まあまあ、喜助殿。夕食のお醤油はお隣様からお借りしたんですし。それに多分、桜花殿は道に迷われたのだと思われますぞ?」
さすがテッサイさん!!分かってる!!
「テッサイさん、ちげぇよ。店長は、やきもち焼いて・・・・むぐ!!」
「しーでございますよ。ジン太殿!!!」
「・・・・・・・・はぁ。今度からは私も一緒に行きますんで。では、食べましょうか。」
「うん、ごめんなさい。でね!!喜助にお願いがあるんだけど!!」
私はそのお願いを喜助に必死にたのんだ。