第4章 裏切りと出会い
☆☆~多数side~☆☆
四番隊では、持病を悪化させた浮竹隊長の治療でてんてこ舞いだった。そんななか、藍染隊長の天挺空羅が頭の中に響いた。
「・・・・重大な悪い知らせがある。信じられないかもしれないが・・・・秋月桜花三席が逃亡した。その際、近くにいた隊員に斬りかかり、死亡させている。僕は彼女を止めようと止む得なく傷を負わせたが、彼女はそのまま逃亡してしまった。かなりの深手を負っているから、早く手当をしなければいけない。」
「・・・・・・・秋月隊員にどのくらいの傷を負わせたのかの?」
総隊長が藍染隊長に聞いた。
「・・・・・・・血液の量からいって・・・・手当をしなかったら、1時間もつかどうか・・・・」
「・・・・・そう・・・・か。よくやったの、藍染。1時間であったら、もう生きてはおるまい。これで、予定通り秋月桜花の・・・・・いや、蒼井空の処分は終了した。そう、中央四十六室に伝えるが良い。」
「!!・・・・・・・はい。」
こうして秋月桜花は尸魂界から姿を消した。