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小さな死神

第13章 蒼き者の過去


店員さんがもってきた餡蜜ににっこりとし、ふと店員さんが惣右介をみて顔を染めているのに気づく。

「ねぇ、惣右介って特定の誰かと付き添ったりとかしてるの?」

「いいや。今はそれどころじゃないからね。そういう君はどうなんだい?」

「そうだなー、んー、こうやって惣右介と餡蜜食べる方が楽しいかも」

「それは光栄だね」

そしてたわいもない話しが続いていく。これが惣右介と普通に話す最後だとは知らずに。
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