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小さな死神

第12章 連れ攫われた青い花


☆☆~ギンside~☆☆

桜花ちゃんがここに来た日から気になっていたこと。それは、志波海燕が生きてるって知ったら真っ先に会うと思うてた彼女が、それをしなかったこと。

だけど、良く考えたら簡単なことやった。

彼女は、現世で過ごしている間に何らかの形で気づいてしもうた。自分は本当は志波海燕のことが好きやってことが。

その証拠にカマかけてみたらまんまと引っかかって。気付いてないんやろうなー。あんな顔をして。

すこーし嫉妬しちゃうやないか。
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