• テキストサイズ

小さな死神

第11章 遅い気づきと奇襲


「あれー?桜花じゃなーい。こんなところでなにやってんのよあんた。」

突然後ろから声をかけられた。振り向くと、少し窮屈そうな制服を着た乱菊がいた。

「ん?そこにいるのは......あんた彼氏できたの!?」

真子を見て、乱菊が驚いた顔をする。

「そうなんですよー。よろしゅ...ぶへっ!!」

「んなわけないでしょうが。」

見事に乱菊の肘が炸裂。

「ら、乱菊。お、落ち着いて。」

私は乱菊と真子を引きはがし、

「あ、じゃあ、また明日ね。真子!!」

鼻血を出している真子と別れた。
/ 258ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp