第10章 新たな新入生と新たな戦い
☆☆~平子真子side~☆☆
いきなりの虚化。まずったわ。慌てすぎた。空の中にはいっているこれは・・・・・・危険すぎる。
「・・・・・・・・くくくくくくくく・・・・・」
こいつは虚独特の鳴き声も出さず、さっきから笑いながら、俺たちを攻撃している。俺たちも手加減とかしてないはずやのに・・・・・こいつにはかすり傷一つ負わせられんかった。
「・・・・・空・・・・・はよう戻ってこんかい」
「真子ィ!!あいつ虚閃うつきや!!」
確かに霊圧があがってきている。だが、これは虚閃をうつときの霊圧か?
「その前に止めてやるわ。」
おれは嫌な予感がして、覚悟を決めて斬りかかった。・・・・・・勿論、殺す気で。
ガキっ!!!
そんな俺の刀は誰かによって止められた。
「なっ!!喜助!?」
「はいはーい。そこまでっす。」
そしてそれが合図であるかのように桜花は力が抜けたように倒れた。