第8章 ルキア処刑台!!急げ!!
「・・・・どうした。何が可笑しい藍染。」
夜一が聞く。
「・・ああ。済まない。時間だ」
「!」
その瞬間、空から大きな霊圧が放たれた。それに真っ先に気づいた夜一が
「離れろ砕蜂!!」
と叫ぶ。
そして空から三つの光が現れ、惣右介、ギン、そして・・・・・・私を照らし出した。そして、その光はわたしを包み込んだ。
「ば・・・・莫迦な・・・・!!」
そして、空が割れ中からでてきたのは、二匹の大虚(メノスグランデ)。そして多くのギリアン。さらにその奥にも何かいた。とても大きな何かが。
「!!おぬし、桜花も連れて行くつもりか!?」
「当たり前だろ?彼女は計画に必要なんだ。彼女は貰うよ。」
・・・・・ん?あれ?なんとか動けるかも・・・・・・・これって確か外からは強いけど・・・うちからは弱いはず・・・・・・これなら・・・・・・・
バリンッ!!
・・・・・割れ・・・・た・・・
「なっ!?」
「桜花!!」
外に出て、倒れそうになった私を夜一が支えてくれた。
「・・・・アハハハハハハハ!!中と外との分離により、崩玉の力も無効化されたか!!桜花!!やはり君は面白い!!私の考えとは予想外のことばかりしてくる!!」
・・・・・そ・・・・うす・・・・・
私の意識はそこで途切れた。