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小さな死神

第8章 ルキア処刑台!!急げ!!


きがつくと、私は寝転がっていた。

「えっ?ここは・・・・」

「ここは、そなたの精神の世界。そして、わらわの世界」

綺麗な着物をきた人がそこに立っていた。私と同じかおをして。

「・・・・・・だれ?」

「わらわはそなたじゃ。それより・・・・・力が欲しいんじゃろ?だったら、そう望めば良い。そなたにはその力があるのじゃから。」

「・・・・・・力・・・?」

「そうじゃ。そうすれば、そなたの目的も果たせられるし、そなたが傷つくこともない。」

「・・・・・・・・」

「まあ、今回はそこで見ておれ。わらわが今からこの男を・・・・・殺してくるでな。」

「駄目!!あなたも私なら分かるでしょ!!私は誰も殺さないし、もう誰も私の前で死なせない!!」

「そんな我儘が通ると思っておるのか?お前は死神。どんな命でも奪う運命なのじゃぞ?」

「そんなの関係ない!!私は命を奪わないし、奪われもしない!!私は私の大事な人達を守りたい!!」

「・・・・・・・・・・くくく・・・・あははは!!なんと欲が深い娘じゃ!!人を殺める力でなく、人を守る力がほしいとは!!良かろう!!そなたが欲望でその身を滅ぼすところを最後まで見届けてやろうではないか!!受け取るが良い。お前の力じゃ」
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