第13章 敵との戦い
「……?」
授業を始めようとした相澤が不自然に言葉を切る。
「一かたまりになって動くな。13号!!生徒を守れ」
相澤が見る先には噴水があった。しかし噴水の手前には不気味な黒い霧が広がっている。
「何だアリャ!?また入試ん時みたいなもう始まってるぞパターン?」
「動くな。あれは敵(ヴィラン)だ!」
「13号に…イレイザーヘッド…ですか。先日頂いた教師側のカリキュラムでは、オールマイトがいるはずなのですが」
「どこだよ…せっかくこんなに大衆引き連れて来たのにさ…」
「オールマイト…平和の象徴…いないなんて…」
「子供を殺せば来るのかな?」