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テニスの王子様【短編集裏なし】
第3章 【跡部切甘】あたりまえ
結菜Side
私が景吾と別れた理由。
それは、景吾が私のことホントに好きなのか不安になったから...
いつも私をメイドのように扱う景吾。
いつも私を傍におく景吾。
景吾が大好き。
だけど、景吾にその気がないのなら、別れたほうがマシ…。
そう思いたい。
ホントは、どんな事があっても一緒にいたい。
だけど、私は景吾の口から"さよなら"は言われたくないから...
だから、私から言うの。
"さよなら"って…
さよならと伝えたあとの車のなかは、ずっと静かだった。
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