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迷い道クレシェンド【HQ】【裏】

第100章 【番外編】いっぱいに満たして


「あっあっあっ…!いくぅ……!!!」
またあと少しのところで動きを止められた。
「っ…、ん、ん…」
ぐったりとシーツに蹲り、また達することができなかったもどかしさにやきもきする。
「どぉしてぇ……?」
「わかってねえもんなぁ…」
汗ばんだ額の髪をあげてくれる。
それすらもちょっと気持ち良く思う。
わかってない、とはなんのことだろう、とふわふわの脳みその端っこで一応考えはした。
それでももう私の頭は満たされたいというのでいっぱいで……。
髪を撫でてくれる大好きな手を胸の膨らみに動かし、先端をなんとか押し付ける。
「あっ、あっ…!」
「無理だって、そんなすぐイかせねえっての」
くっくっと喉で笑われて、悔しい。
「おこってるの…?」
「怒ってる」
「ううっ、ごめんなしゃい…」
「イきたくて謝ってんなら意味ねえだろう」
また笑われて、びしょ濡れの割れ目に指を這わされた。
「ひやぁあっ」
もう受け入れたいことでいっぱいの身体はその少しの刺激すら反応してしまう。
「おねがい、ほしい、ほしい…くらさいぃっ」
「ダメだ」
「あっあっ…!いく、い……うう……」
また寸で止められる。
割れ目から抜かれた指を見せつけられた。
てらてらと光ってて恥ずかしい。
目を反らそうとしたところでそれを口に持っていかれる。
「ん…ふ…んちゅ…」
無言で舐めるように命令されていると思って躊躇なく咥えてキスする。
口内に指を入れられてるだけなのに、私のお腹はじゅくじゅくと熱くなる。
「ふ、ふぁあっはあっ…」
もう口でも昇れるならいいや、と半ば諦めてでソレが来るのを待とうとしたが、それもすぐに気付かれて笑いながら引き抜かれた。
「あぁ……」
寂しそうにその大好きな指先を見つめる。
「どこでもイこうとして…変態だな」
「も、だ、だれのせいですかぁ…」
身体がぞわぞわする、熱い、もうそれしか考えられない。
身体が早く満たして悦ばせてって言ってくる。
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