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迷い道クレシェンド【HQ】【裏】

第89章 【番外編】いつもどこでも【一周年記念】






「私、いつどこで出会っても、繋心さんが好きです…。
だから、私にも、ボタン1ついただけませんか?」
凄く丁寧に我儘を言ってみた。
驚いた顔をされ、優しく笑ってから頬を撫でられる。
乾燥した手のひらは、熱かった。
「もっとイイもん、この先、ずっとやるよ」
私の燃えに燃えた独占欲は、そんなたったの一言で、あっさりと鎮火される。
可愛くない欲張りな私も、包み込んでくれる優しい言葉だった。

「で、どうやってまたクリーニングに持ってくよ」
「うぐっ……」
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