第78章 【番外編】誰にでもある願望
そう言うと、嬉しそうに笑う。
手首を拘束したまま、床に転ばせ、太股を大きく開かせ、最早意味のない下着をどかし、てらてらと蛍光灯の光を反射させているそこに自身をかざす。
「はやく、はやくっ」
「煽んな」
割れ目に隠れた柔らかな小さな芽と、自身の頭を擦り、意地悪くソイツの反応を楽しんだ。
「あぁぁっ!!ちがうのぉ、ちがうぅっ、あっ、あっ、はぁ…!!」
違うと叫んでいる割には、気持ち良さそうに喘ぎ悶え、そして腰が痙攣している。
鼻で笑ってから、また同じことを繰り返した。
「あっ、はぁ、きもちぃ、いいっ…!」
「なんだこれだけで満足かよ」
「やぁあ、はぁ、ん、んっ、なか、なかも…!」
「はあ?」
「あぅ…、なか、なかも、…っなかがいいっ!」
漸く欲しかったモノが与えられ、彼女の身体は悦びで震える。
挿入れた瞬間にそのナカは収縮し、搾り取ろうと必死に蠢く。
「ぁあっ……!!!」
「この後、保つのか?こんなんで…!」
「ぁ、ひぁっ、ぁ…っ!!」
少し動けばそれだけでビクビクと身体が跳ねる。
時折苦しそうな喘ぎが口から漏れ、肌が赤く染まっていく。
「もっとぉ!もっと、くらさぃいっ!」
ぬちゃぬちゃと濡れていく音が室内にますます響き、その身体を弄ぶかのように激しく揺らした。
「ああああっ…!あっ、はぁ、あっ…んぁぁ!!」
仰け反って見える真っ白な喉元がますます煽られる。