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迷い道クレシェンド【HQ】【裏】

第46章 【番外編】スイート&ビター2


試してみろって。
狼狽えながら嬉しそうに絞めてくるのを感じると、これは大成功だったようだ。
ただ、一つの問題があるとすれば、
「悪い…今日マジで、抑えらんねぇ……!」
さすがにまずい、と引き抜いてまた濁った液体が発射されるのを見つめる。
(…ったく、どーなってんだ…)
「はぁ、あっ、も、もう…」
引き抜いたところからも水飛沫が上がる。
潤んだ瞳でこちらを見上げてきて、てらてらと光るグロスを塗った唇が誘ってくる。
「繋心さん、…も、もう一回、言って…?」
割れ目に這わせて、ほくそ笑んだ。
「愛してる…」
「…っ!」
るるは不思議そうな蕩けた顔をする。
「ゆめ、じゃない、んですよね?」
「どんだけ、疑われてんだ?」
楔を打ち込みながら、はあはあとお互いの息づかいを鼻先で感じる。
「け、繋心、さんっ!あっ!あっ!
すき、すきぃっ!!んんぁぁぁっ!!!」
「愛してるぞ…っ」
「ひぁっ、あ、あああっ!!」
「そんな、気持ちいいなら、もっと言ってやるぞ?」
「だ、だめ、こわ、こわれちゃっ!あっ!!」
「くっ……壊して、やる…!!
あいしてる…!!」
息も詰まるほどの快感。
るるも声すら出せずに、しがみついて密着して、ひくんひくんと痙攣する。
何回目かもう既に忘れた絶頂に、ゆっくりと天を仰いだ。

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