第22章 救済と酒
3本に増やし、奥まで入れてバラバラに動かしてやる。
「ぁぁぁあっ!!!」
呆気なく果てるとじゃぼじゃぼと音をたてて蜜が溢れてくる。
「ほら、びっちゃびちゃだ」
「やぁ……っ!!」
身体を反転させて自分のモノを取り出す。
アルコールに反応して過敏になってるナカは身体より熱く、相変わらず粘膜刺激を貪欲にほしがる。
「生でヤるぞ」
「うん、きて、きてぇ…」
「くっ、あっつ… 」
久々にゴムなしで直に触るナカは、熱く蠢く。
「ひやぁっ!!あっ!あちゅっ…!」
「しめんな…っ!」
「むり、ですぅっ!!ひぁ、ぁ、あっ」
楔を打つ度に、腰が跳ねる。
波打つような水の音がする。
耳が赤く染まって熟れた桃のようだ。
囓りつくと四肢が揺れて反応する。
羽織ってるだけの服から手を入れて背中に触る。
「やあっ!!き、きたないからだめぇっ!!」
「きれいだ」
拒否する手を無視して一つ一つの傷をなぞる。
それ以上にずっと深い傷がある本人には、どうしても表面にしか触れることが出来ないもどかしさ。
直接、その深い傷を癒してやれるなら、どんなにいいことか。
「くそ…!俺に出来るのはこれだけだ……」
「あぁ…っ!け、しんさ、…っ!」
喘ぎと乱れる呼吸と。
足掻くように空気を求めて俺の身体を押さえ付ける。