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まったりの向こう側
第10章 ありふれた日常を
「だめー!」
「?!」
「パパもママもだめ!」
「だ、だめ、とは…?」
「パパはわたしのパパ!
ママはわたしのママ!」
「え、え?」
「あらら…
私、エルヴィンのものじゃないみたいだね」
「な!そ、それはだめだ!
ナナバは私のナナバだ!」
「だめ!」
「だめじゃない!」
「はいはい、ストップ。
お夕飯は二人の大好きなカレーだ。
でもケンカしてたら……なし!」
「「ごめんなさい」」
「よろしい」
ママは一枚上手です?
おしまい
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