第1章 先生好きだよ
私の通っている高校の日本史担当
大倶利伽羅先生という奇妙な名前の人がいる
いつの間にか私は先生の何かを諦めた様な
物事を冷ややかに見る?目に吸い込まれる
要するに先生に恋をした
絶対に届かないのに
いつだって先生は真面目
その真面目の裏にはどんな事があるの?
気になって仕方がない
でも話すのも億劫になる
先生は部類で言うとイケメン
体育の山伏先生もかっこいいけど
やっぱり大倶利伽羅先生には敵わない
授業中なのに何も頭に入ってこない
きっと今の私は目がハートになってるんだろう
それほどまでに私は好き
だけど先生に伝える勇気も無い
嫌われるよりは無関心でいて欲しいから
こんなにたくさんいる生徒の
その他大勢のままでいいの
だけどね、先生すごく好きだよ