• テキストサイズ

アネモネの夢

第2章 アネモネの夢51~99


「まるで新婚ですね」
「もっと上手く行くといいね」

そう言えば義姉さまが「お赤飯炊こうかしら」って言ってました。賛成してたら雹牙に勘弁してくれと逃げられたんですが。
怒涛の恋人できましたラッシュですものね昴は苦笑いだけど
もう秋かと天気予報を見れば北の大地は初冠雪。

ご飯食べながらお行儀悪いけど、LINEを開けば晴久からメッセージが来てて一気に機嫌が浮上しました。
帰りに晴久の家によっていこう。
それと雹牙に今夜は晩ご飯いるかメッセ送って。

よく百合ちゃんとのデートとしてご飯食べに行ってたからそろそろまた行くかね



「黒羽、今日泊まってく」
「晴久のとこですか?」
「雹牙も泊まるって」
「まったくあいつは」
「うふふ」

兄さまにも雹牙と百合ちゃんの事報告したら物凄い喜ばれてました。今夜泊まるって、もはやあれですか。ラブホですか

あとあと、最近百合ちゃんが「雹牙さん凄く高いモノも奢ってくれようとするんです!」って真面目に嘆いてたので「じゃんけんで勝負はどうだろうか」と言ったら。
自分で支払いたい時。やってるみたいですが。雹牙はじゃんけんも鬼の様に強いです。

コツって何ですか、雹牙の主張がわかりません。
/ 214ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp