第7章 Sugar7
「あ・・・流司さん、私、もう・・・。」
「もうイくの?早すぎ、ダメ。」
「んっ、流司さん、やだっ、イかせてっ・・・!」
ダメと言って、手を離す彼。
イきたい・・・。
「ねぇ心羽、じゃあさ、俺のお願い1つ、聞いて。」
「ん、なんでもするから・・・イきたい・・・。」
「お前ってそんな、えっちだったっけ?」
私がこんな風になるのは、流司さんのせいだよ。
恥ずかしいけど、彼の前では素直でいたいから。
本当の私を愛して欲しいから。
貴方には、全部さらけ出したいの。
「なに、すればいいの・・・?」
「玩具、使っていい?」
「ナカに挿れちゃ、やだよ。」
「わかった。」
クローゼットの奥から、箱を取り出して来た。
まだ、届いてから開けていないみたい。
中身を取り出して、手に持って見せた。
「バイブ、だっけ?」
「違う、ローター。バイブはもっとこう、見た目が・・・ナカに挿れるやつだから。」
性玩具はあまりわからない。
性に関しては、知識なんて全然ないし。
「心羽、服全部脱いで。」
「やだ、恥ずかしい・・・。」
「俺、もうお前の全部見てるから。」
「でも・・・。」
結局、全部彼に脱がされた。
初めてじゃなくても、恥ずかしいもんは恥ずかしいんだよ。
足を閉じて、自分の身体を抱き締めた。
「隠すなよ。足、開いて?」
優しく喋りかけてくれる。
「ちゃんとイかせてやるから。」
私の足を開いて、閉じないように、間に座った彼。
太腿の裏に手を置いて、仰向けのカエルみたいな格好にさせられる。
全部見られてる、恥ずかしい・・・。
それなのに、興奮してる。
溢れてくるのが、わかる。
絶対、流司さんにもバレてる。
見られて興奮してるなんて、ほんと変態だよ・・・。
「心羽、俺に見られるの好き?」
「そんなわけっ・・・。」
「すげー溢れてきてるよ。シーツ汚しちゃうかもね。」
もうダメ。
早く、気持ち良くさせて。
イかせて・・・。
「お前のことだから、ローターあてた瞬間イったりして。」
「手、握って・・・?」
「ん。」
絡めるようにして、私の手を掴んでくれた。