第7章 Sugar7
「私にも、付けてよ・・・。」
「痛くしてもいい?」
「うん・・・。」
彼の首筋には、たくさんの紅い花が散っていた。
付けすぎたかな・・・?
だって、流司さんがもっともっとって、言うから・・・。
私にも、たくさん咲かせて・・・噛み付いて・・・。
貴方の跡を、印を、数えきれないくらい、刻み付けて・・・。
「あ・・・ん・・・。」
「噛んでんのに、感じてんの?・・・変態。」
「うる、さい・・・。」
意地悪・・・。
でも、好き。
自分でもわかんないくらい好き過ぎて、もうどうしたらいいか、わからない。
どうしたら、この気持ち伝わる?
愛情表現って、どうすればいいの?
「うるさい?じゃあ、触ってやんないよ?ここ、こんな溢れさせてんのに、我慢出来んの?」
「ん・・・。」
「自分でやる?」
ズボンの中に手を入れて、下着越しに敏感なところに触れる。
もう、下着はぐっしょりと濡れていて、興奮しているを、彼の手からの快感を欲しているのを、隠せない。
「イきたい・・・。」
「は、なんて?」
「イきたいっ・・・!」
もっと触って・・・直接、触れて・・・。
気づかないうちに、自分から腰を動かしていた。
それに気付いた流司さんは、不敵に笑って、もっと意地悪になる。
「ほら、そうやって自分で動かすくらいなら、自分で触りなよ?」
私の手を掴んで、下着の中に入れさせる。
「自分で、気持ちいいとこ触れよ。んで、喘いでイけば?俺、ちゃんと見てるから。」
「やだ・・・流司さん、お願い・・・。」
今すぐにでも、その手を動かしたいけど、恥ずかしさが勝って、涙を流しながら、彼を見つめる。
それを見た彼は、優しく微笑んでキスをする。
「意地悪し過ぎたな、ごめん。」
唇をおでこに移して、私の手を下着から抜き、優しく気持ちいいところを、刺激してれた。
「あ、流司さん、好き・・・んっ、あぁっ・・・。」
「そんな可愛い声出したら、ダメだよ。俺、止まんなくなる。激しくしちゃうよ?」
意地悪したあとに、ありえないくらい優しくなる貴方も好き。
こんな流司さんを知ってるのは、きっと私だけ・・・。
そうじゃないと、やだ。
これからもずっと、こんな風に愛されたい。