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甘い貴方を見つけるまで【佐藤流司】裏

第7章 Sugar7


「うぅぅ・・・。」


「ごめん・・・。」


「流司さんが謝ることじゃないよ。」


起きたら、腰とあそこが痛くて死にそう。


「けっこう血出てたし・・・一気に挿れるんじゃなかった・・・ほんとごめん。」


「もう、大丈夫だってば!」


シュンってなってる流司さん。

可愛いけど、流司さんが悪いんじゃないし、初めてだから仕様がないんだと思う。


これから仕事あるんだけど、どうしよう・・・。

起き上がれない。

それどころか、下半身動かせない。

ちょっとでも動くと、激痛が・・・。


「腰なら、湿布とかあるけど・・・ここ、どうしようか・・・。」


「いっ・・・!」


「あ、ごめん!」


私のそこに軽く手を触れて、すぐに離した。


軽く触れただけで、こんな痛いと思わなかった。

ほんと、やばいかも・・・。


初めてでも、こんな痛いもんなの・・・?


「休めない?」


「あんまり休みたくない。」


「でも、流石にムリでしょ?一緒にいたいけど、俺、これからインドだし・・・。」


「大丈夫だよ。」


流司さんはこれから、インドに行く。

何日か会えない。


遅れて行こうかな・・・。

それくらいなら、大丈夫だよね。


私も行きたかった・・・。


私、メイクさんなのにぃ・・・。

他の仕事があるから、行けない。


流司さんが出てから、行こう。


連絡しとかなきゃ。


「私、遅れて行くから、連絡するね?」


「あ、うん。大丈夫?」


「そんな心配しないで?」


動けないから、横になったまま連絡を入れた。


仕事に支障きたすなんて・・・これからは、次の日が休みの時にしてもらおう・・・。


「心羽、うつ伏せなれる?湿布貼るから。」


「ん。」


掛けていた布団を剥がされて、反射的に胸と股を腕で隠した。


服、着たい・・・。


痛む腰とあそこを庇いながら、うつ伏せになった。


「うっ・・・冷た・・・。」


「出来た。」


「あっ・・・!」


背中にキスをされて、擽ったくて、声が漏れてしまった。


「バカ・・・不意打ちとか・・・。」


「ははっ!」


楽しそうにニコニコ笑う彼。


可愛過ぎ、大好き。


これからも、この顔を私がさせたい。










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