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甘い貴方を見つけるまで【佐藤流司】裏

第6章 Sugar6


どのくらいこうしていただろう。


抱きしめ合って、たまにキスをして笑い合う。


俺の男の部分は、少しも動いてないのに、破裂しそうな程膨らんでて・・・早く、吐き出したい。


俺が動いてなくても、彼女のナカが俺に絡み付いて、締め付けてくる。


その快感に任せて、腰を打ち付けたい。


少し、余裕そうになってきた、彼女の顔。


「ね、そろそろ動いていい?限界・・・。」


「うん。・・・でも、まだゆっくり動いて・・・?」


「わかってる。」


ゆっくり引いて、ゆっくり差し込む。


それでも彼女の顔は、俺が動く度に、痛みに歪む。


「ほんとごめん。俺だけ気持ち良くなって・・・。」


その顔を見ていたら、どうしようもなくなって、謝っていた。


「ううん、大丈夫だよ。流司さんが気持ちいいなら、それでいい。」


「ダメだよ、二人で気持ち良くなんなきゃ、セックスじゃない。お前とする意味ない。」


俺もお前も気持ち良くなんなきゃ、やなんだよ。


お前が快感で乱れる姿が見たいんだよ。


でも、それは今回はムリかな。

心羽はたぶん、気持ち良くなんない。

痛みの方が強いままだと思う。


だから指で、クリトリスを刺激する。


「あ、んっ・・・。」


心羽のいいところも、ちんこでちゃんと突いて。


クリトリスを触ると余計、ナカが脈打って、俺を締め付ける。


お前んナカ、気持ち良過ぎ。


さっきからイきそうなの、ずっと我慢してる。

声も出そう・・・。


「ね、心羽、気持ちいい?」


「ああっ、ん、うん、きもち、いぃん・・・あ・・・。」


聞かなくても、感じてるのはわかってるんだけど、聞きたかった。


喘ぎ声で、言葉をちゃんと紡げない彼女が可愛くて、えろい。

クセなりそう。


「心羽んナカ、やばい・・・すげー気持ちいい。」


締め付けられる度に、身体がぴくぴくと動く。


出ちゃいそう。


でも、まだナカにいたいから・・・繋がっていたいから、我慢する。


「はっ、ん、心羽、あんま、締め付けないで・・・あ・・・。」


ダメだ、声が漏れる。


やっぱ俺、こいつのこと、すげー好き。


愛しさが溢れてきて、仕様がない。






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