• テキストサイズ

甘い貴方を見つけるまで【佐藤流司】裏

第1章 Sugar1


頭の上に腕を押さえつけ直し、彼女の2つの柔らかい胸の間に顔を埋めた。


「あぁ、やっぱ無理。出来ない。・・・心羽、俺のこと嫌いにならないで・・・」


自分でも驚くほど、弱々しい声だった。


彼女に嫌われること以上に、怖いことなんてない。


このままここに、俺の印をつけたら、お前はどう思う?
いや?


「心羽、俺のモノって印、つけていい?」


彼女の頭の上に?マークが見えるように思える。


「キスマーク。」


やっと意味がわかったのか、顔を真っ赤にして、コクンと頷いた。


あぁ、すげー可愛い。
お前はいつも可愛過ぎるんだよ。

そこんとこちゃんと自覚して欲しい。
麻璃央くんとかみんなに、笑顔振り撒いてさ。

いつも俺がどんな気持ちでいると思ってんの?


彼女の首元を強く吸って、独占欲を形にする。


「んっ・・・!」


ほんと、可愛い過ぎ。


ペロっと舐めて、唇を離した。


「・・・んっ」


だから、可愛過ぎだって。


ちゃんと心羽の声が聞きたくなって、口に巻いていたタオルを解いた。


「はぁ、はぁ。」


心羽の顔を見ながら、そっとブラジャーの中に手を入れて、そこにある突起を摘んだ。


「あっ!・・・んっ。」


自分の声に驚いたのか、恥ずかしそうに口を押さえて、目をぎゅっと瞑った。


その反応を見て、耐えられなくなった俺は無意識に、固くなった自分のモノを彼女の太腿に押し付けていた。


乳首を弄んだまま、彼女の顔を見つめると、快感に顔を歪めせながら、俺の頬に手を添えて、呟く。


「りゅ、じさん、だいすき・・・」


そう言って、俺の唇を優しく奪う彼女が、愛しくてたまらない。


どちらともなく、唇を離し、互いのおでこをくっつけた。


「あんまり、触らないでよ・・・」


「どこ?」


わかっときながら聞く俺は、ズルい。


「こ、ここ・・・」


そう言って、乳首を弄ってる俺の手を握った。


俺は、ニヤッとして、


「ほんとはもっと触ってて欲しいくせに。」


そう言って、手を離した。



/ 292ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp