• テキストサイズ

甘い貴方を見つけるまで【佐藤流司】裏

第2章 Sugar2


唇を離して、至近距離で見つめ合う。


「痛いって泣き喚いても、俺、知らないよ?お前から誘ったんだから。」


そう言いながら私の胸を触る手は、すごく優しい。


「んぎゃっ?!」


「もっと可愛い声出せよ。」


突然、頭を一気に引き寄せられて、耳元で意地悪に囁かれる。
変な声出たし・・・。


耳を甘噛みされて、声が出てしまう。
彼の耳が目の前にあるのに・・・。


「ん・・・はぁ、あっ」


「耳元で、うっさい。」


ほんと、流司さんって酷い。
自分でそうしたくせに・・・。
私だって、好きで声、出してるわけじゃないのに。


「ウソ、可愛い。もっと、気持ちよくなって?」


彼の甘い声が、身体中に響いた。


彼の手が服の中に入って、背中を撫でられる。


「んっ・・・やぁ・・・」


撫で飽きたのか、下着のホックに手をかけて、片手で器用に外す。

その手際の良さに、彼が初めてじゃないことを思い知らされる。

あんまり、経験ないとは言ってたけど・・・。


「心羽、服、脱がせていい?」


「うん・・・」


ゆっくりと起き上がる彼。
私は彼の上にいるので、必然的に私も起き上がる。


「はい、ばんざーい。」


「んー」


彼の言う通り身体が勝手に動く。
もう私の身体は、とっくに貴方色に染まっている。


「はーい、隠さなーい。」


上半身を裸にさせられて、恥ずかしくて、胸を隠した。
その腕も軽々と退けられて・・・。


「俺に心羽の全部、見せて?」


だから、そんな甘く囁かないで・・・。
ドキドキしっぱなしで、胸が痛いの・・・。


「流司さんも見せてよ・・・全部。」


「やだ。」


「え、なんでよ。」


流司さんはなにも答えずに、私を膝立ちにさせて、私の胸に口をつけた。


「んっ・・・」


胸を触っている手が、下がっていって、ショーツの中に入ってくる。


「うわ、びちょびちょ。」


「言わないで・・・あ・・・ん。」


わざと音が出るように、私の敏感なところを優しく撫でる。


足を閉じたくても閉じれない。
さっきまで、彼の足の間にいたんだけど、今は、私が彼の足を跨いでいる。


我慢出来なくなって、彼の足にお尻をつけて、足を閉じた。




/ 292ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp