第13章 Sugar13
もっと強い刺激を頂戴・・・。
「りゅ、じさんっ・・・イきたい・・・んっ・・・。」
「イけば?」
これじゃあイけないことを知ってて、そんな風に言ってくる彼は、すごく甘いのに・・・今はそれが、ちょっとイラっとするくらい、焦らしてくる。
私のそこを触る手に自分の手を重ねて、強い刺激を与えようとするけど、すぐにその手は捕まって、両手をお腹の上で、押さえられる。
彼の片手で私の両手は、容易く自由を奪われてしまう程、彼の手は大きくて逞しい。
「すげぇ腰、ぴくぴく動いてるけど、どうしたの?」
頭が真っ白になる程の快感が欲しい・・・。
そんなんじゃ、足りないよ・・・。
もっと気持ち良くなりたくて、腰が震える。
それも全部知ってるくせに、そんな風に聞いてくるんだ。
でも、そんな意地悪な貴方も好きだから・・・余計、興奮する。
「うわ、心羽、めっちゃ溢れてくるよ・・・ほんと、変態。」
流司さんのせいだもん。
私をこんな身体にしたのは、流司さんだもん。
彼しか知らない、させられない・・・えっちな私の姿。
こんなに貪欲に求めるのは、流司さんを愛してるから。
もう私は、彼がいないと生きられない。
残りの人生、流司さんにあげちゃったもんね。
「挿れて・・・早く、挿れて・・・!流司さんが欲しいよっ・・・!」
「慣らさないと痛いくせに・・・。」
困ったような、嬉しそうな・・・よくわからない顔をする彼。
「痛いことはしたくない。でもそんな可愛いこと言われたら・・・。」
彼は、お腹の上で押さえていた手をそのまま頭の上まで移動させて、固定した。
熱がこもった目で見つめられたまま、唇が落ちてくる。
優しく啄むようなキスをして離れ、彼は目を細め微笑んだ。
「1回、イかせるから・・・挿れんのは、ちょっと待って。」
意地悪をしてても、結局は優しい。
彼の指が激しく腫れた蕾を擦り始めた。
「うっ、あっ・・・だ、め・・・あ、あんっ、ああっ!!」
「もうイっちゃったの?」
指をそのまま下に滑らせ、膣口の周りを優しく撫で始める。
ゆるゆると指を動かしていても、ぴちゃぴちゃと音が鳴る程、私は溢れさせていた。