第13章 Sugar13
家に着くなり、ベッドに連れ込まれて・・・うん、私もしたいのは山々なんだけどね・・・ほんとごめん。
「流司さんごめん・・・今日、生理なった・・・。」
「は?ウソだろ・・・なんなん?お前・・・もっと早く言えよ、バカ。どうしてくれんの?おっきくなっちゃったんだけど。」
うん、ごめん・・・ほんとごめん。
流司さんの機嫌がぁ・・・。
「もういいわ、シャワー浴びてくる。」
あぁもう、子宮のバカー!!
生理なんていられねぇんだよ!
今はまだ量少ないし、出来るかな?
いや、流司さんが嫌か・・・。
てかもう流司さん、萎えちゃってるだろうし・・・。
あぁあ、やっと出来ると思ったのに・・・。
しばらく落ち込んでいると、彼が戻ってきた。
だから、上、着て・・・そんな格好でうろちょろしないで・・・。
ソファーに座り携帯をいじり出す彼。
怒ってるのかな?
すぐに言えばよかった。
「ごめんなさい・・・。」
反応がない。
彼に申し訳なくて、ベッドに座ったまま俯いている。
「別に、お前が悪いわけじゃないし。それに・・・。」
私の前まで来て、膝を付く。
「わっ、ちょ・・・んっ!」
上の服を脱がされて、胸を触りながら、鎖骨に噛み付かれる。
「こういうことは出来るでしょ?」
そのまま押し倒されて・・・もうムリ。
お互い上半身裸だから、そういう妄想が・・・。
「ちょ、ちょっと待って・・・ダメだって・・・。」
彼の肩を押して離そうとするけど、その腕は捕まえられて、顔の横でベッドに縫い付けられる。
「キスしよ?・・・口、開けて?」
待って、そんな甘い流司さん、見せないで。
心の中ではそんなこと思うけど、身体は正直で・・・彼の言う通り、口が開く。
口を開けると流司さんの唾液が垂れてきて、喉を潤す。
「やばい・・・すっげぇエロくて可愛い・・・。」
「んっ・・・ふっ、うっん・・・んぅ・・・。」
いや、激し過ぎるって。
口の中だけじゃなくて、全部を犯されてるみたい・・・。
たまに唇を離して、舌だけ絡ませたり・・・もう、気持ち良過ぎ。
流司さんダメ・・・もう身体、あっついよ・・・。