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甘い貴方を見つけるまで【佐藤流司】裏

第12章 Sugar12


「流司さん、おかえりなさい・・・。」


「は?今更?」


言ってなかった。

彼はただいまって言ってくれたのに。


「心羽、だからっ・・・やめろって。」


「あ、ごめんなさい・・・。」


また無意識に腰を動かしていた。


下半身が尋常じゃないくらい、疼く。


流司さん、触って・・・。

快感をちょうだい。


「ダメだよ、キス以上のことはしないから。」


キス以上のことって?

触ったりは、しないってこと?


キスしたら、したくなっちゃうよ・・・。


「心羽?」


ショーツの中に手を入れて、割れ目の中を指で撫でて出した。


その指を彼に見せ付けるようにして、前に出す。


「こんなになっちゃってるの・・・流司さんが欲しいよ・・・。」


愛液で光る指が、いやらしい・・・。


こんなこと、いつもだったらしないのに・・・。

恥ずかしくて堪らないのに、彼で欲情する私を知って欲しい。


突然彼は私の手を取って、その指を口に入れて舐め始めた。


「汚いよ・・・。」


「ごめんね、心羽。公表したら、めちゃくちゃにしてあげるから。」


下からなぞるように舐めあげ、私を見る目が、あまりにも真っ直ぐで・・・恥ずかしくて目を逸らした。


「印、付けていい?」


「キスマーク?それとも噛むの?」


口を開けて歯を見せると、いいよと返してくれる。


ほんとはしちゃダメなのに・・・。


見えないとこにしなきゃ。


「俺も付けさせてね?」


首を縦に振って、肯定する。


服を捲って、胸の横に噛み付いた。


ここなら見えないよね。

流司さん、脱がないし。


噛んだ瞬間彼は、私の服をぎゅっと握った。

痛くして、ごめんね。


「今度は流司さんの番だよ。どこでもいいから、いっぱい付けて?」


服を脱いで下着だけになって、彼を見つめる。


「そんな格好されたら、やばいんだけど。」


ソファーに座らせられて、太腿を噛まれる。

私は貴方のものだよ。


太腿って、すごい痛い・・・。

てか、太腿ばっかり噛まないでよ。

とっくの昔から、私は流司さんのものだってば。


噛んでたと思ったら、今度は吸われて、そこが赤く鬱血する。


そんなに流司さんのものだって印付けても、そこは誰も見ないよ?








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