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甘い貴方を見つけるまで【佐藤流司】裏

第12章 Sugar12


NARUTOが終わって、今、彼は、帝一の國に出演中だ。

私は、帝一の國には携わっていないから、傍にいられない。

でも、傍にいるときついからいいのかも・・・。


あれから、そんなに日にちが経っていないのに、彼を求める、正直な身体。


どうせご飯作って待ってても、きっと食べてくるから、意味ないよね。


流司さんがいないからって、カップ麺って・・・。

彼にご飯ちゃんと食べろとは言うけど、彼がいなかったら私も、ろくに料理しないだろうなぁ。


「ねぇ、もちお?」


傍に寄ってきたもちおに話しかけると、うるせぇ、黙って撫でろと言うように、頭を擦り付けてくる。


「君のご主人様は忙しくてあまり、家にいないもんね。早く甘えたいよね。」


唇を舐めてくるもちおが可愛過ぎて、思わず、写真を撮ってしまった。


流司さんに送ってやろ。


写真と一緒に、もちおは流司さんより、私が好きみたいです、と送った。

もう、公演は終わってるはずだけど、きっとなかなか返ってこないだろうなぁ。


もちおと戯れていると、ぷにおも寄ってきて、横になると、鼻を舐められた。

なにもう、君たちはデレ期なのかい?


ぷにおとも写真を撮って、ぷにおも私を好きみたいです、と送り付けた。


「ご主人様がいなくて、寂しいの?・・・私もだよ。」


寂しいけど、一緒にいたらいたで、苦しい。

いちゃいちゃ出来ないもん。

キスもしちゃダメなのかな?

全然してないんだけど。


あれから1時間くらい経ち、ようやく彼から返信がきた。


なに浮気してんの?男なら、人じゃなくてもいいわけ?


って、予想外の返事が・・・。

俺のぷにおともちお取んなっていう感じに言われると思ったのに。


うん、2匹に癒されて最高、なんて送ってみた。


俺も癒されたい。お前に。


どうしよう・・・流司さんもデレ期だ。


てか、癒されたいって・・・どんな風に?

マッサージとか?

彼が癒される私って、どんな私?


早く帰ってきて、ぷにおたちが待ってる、と彼の言葉には触れずに、そう送った。


お前は待ってないの?


だから、やめて・・・流司さんが欲しい・・・。








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