第10章 Sugar10
ずっとキスしてたいけど、してる姿見れないから、名残惜しさを感じながら、唇を離した。
「んっ、あっ・・・心羽、見ないでっ・・・。」
「見たいから、お願いしたんだよ?」
自分で慰めて声でちゃってる流司さん、可愛い。
私ってドMだと思ってたけど、意外とSっ気あるかも・・・。
今の彼の状態を見て、興奮してる。
「お前も、すればっ?びしょびしょ、なってんじゃないの?変態、だもんなっ・・・!うっ・・・。」
「ねぇ流司さん、付け根を紐とかゴムできつく縛ったら、イけないってほんと?」
よくBLのもの見るとそういうのあるけど、ほんとにイけないのかな?
イけないっていうか、出せない?
で、結局ドライでイっちゃうっていう物が多い。
「お前、まさか・・・や、やめろよっ?」
ニコッと微笑んで、近くにあった髪ゴムを手にした。
「やだ・・・絶対やだっ!」
「暴れちゃダメ!なんでも言うこと聞いてくれるんでしょ?」
暴れて逃れようとする彼に、そう言うと大人しくなる。
そんなに昨日のこと、気にしてるんだ。
気にしなくていいって、言ったのに・・・。
酷いことしてるのはわかってるけど、好奇心が勝って止まらない。
彼の付け根に髪ゴムをきつく着けた。
「いたい・・・むり、外して・・・心羽、お願い・・・。」
「ちょっとだけ我慢して?気持ち良くしたげるから・・・。」
彼の足の間に座って、おっきくなった彼を咥えた。
「あっん・・・心羽、やだ・・・いれたい・・・。」
「流司さん、前のしていいよ。私の頭を掴んで、流司さんが動くやつ・・・。」
ほんとは苦しくて辛いんだけど、流司さんはすごい気持ちいいみたいだし・・・出せない状態で、めちゃくちゃに気持ち良くなればいいよ。
「あれは、お前が苦しいだけじゃん・・・もうあんなことしない。」
「私、こんなことしてんだよ?流司さんのこと困らせてるんだよ?だから・・・流司さんはいっぱい気持ち良くなっていいんだよ。」
彼にはすごくやなことさせてると思う、だから私は苦しくてもいいんだよ。
それに、イけない状態でめちゃくちゃ気持ち良くなってるとこ、見たい。
結局、好奇心だ。
後でいっぱい、謝るから。