第9章 Sugar9
「あっ、ちょ、流司さん・・・んっ・・・。」
帰って玄関に入った瞬間、こいつの唇を求めて、噛み付く。
「し、シャワー・・・。」
「そんなんいい。早くさせて?」
「じゃあ、せめて、ベッドに・・・。」
ほんとはよくないんだけど、俺がよくないんだけど。
めちゃくちゃ汗かいてるから。
でもいい。
そんなのこいつは、なんとも思ってないから。
キスをしたまま服を脱がせながら、ベッドに向かった。
「心羽、俺すげぇ我慢したよ。だから、今すぐ挿れたい。」
「すぐは、ダメ・・・。」
俺もう、限界なんだけど。
まだ我慢させるの?
「痛いから・・・指でした後でも、痛いのに・・・。」
「俺の、おっきい?」
「そんなの知るわけないじゃん。流司さん以外知らないんだから・・・。」
心羽のが小さいだけ。
けど、何回かやってんのに痛いって言われると、そう思っちゃう。
心羽はいつも、絡み付いてきて、俺を締め付ける。
それを彼女が無自覚に俺を離さないようにしてるみたいで、胸があったかくなる。
「痛かったら、言って。」
彼女の濡れたそこに指を這わして、膣口の周りを優しく撫でた。
「んっ・・・。」
ヒクヒクと俺を求めるように、ひくつく彼女の入り口。
「早く、入れて欲しい?・・・指。」
「気持ち良く、なりたいっ・・・!」
首に腕を絡み付けて、くっついてくる。
そんな風に悦がったら、俺止まんなくなるんだけど。
一気に2本入れて、めちゃくちゃに掻き回した。
「あっ!ちょ、いたっ・・・!んあっ、あっ・・・やぁ・・・。」
「ほんとに痛いの?やなの?抜いちゃう?」
お前のいいとこなんてもうわかってるんだから。
「やぁ、抜かないで・・・ん・・・ふっ・・・。」
ほんとに痛がってるのは、わかってる。
でもそれ以上に、気持ちいいくせに。
顔がもう、俺の一番好きな顔。
俺だけしか知らない、俺しかさせれない、最高の顔。
「すげぇ溢れてくる。音やばい。」
「言っちゃ、やぁ・・・。」
出し入れする度に、溢れてくる愛液は卑猥な音を奏でている。
俺の手で乱れる彼女の姿が綺麗過ぎて、身体中にキスを降らせた。