第9章 Sugar9
「まじでしたい。最近ほんと、ムラムラしてやばい。」
「バカ、ここで言わないでよ。」
今、稽古の休憩中だけど大丈夫、お前以外には聞こえてないから。
今日こいつ、胸元見え過ぎじゃない?
どんな服着て来てんだよ。
あ、やべ、ムラムラしてきた。
「ちょっだけ、触らせて・・・?」
「え、何言ってんの?ほんとどうしたの、変だよ・・・。」
「だから、欲求不満なんだって!」
もう我慢出来ない。
ちょっとだけだから、許して・・・。
「ちょっ、やめ・・・っ!」
後ろから腕を回して、直接彼女の胸に触れた。
「昨日、したじゃんっ!」
「口で、でしょ?お前んナカでイきたいんだけど。」
やばい、やりたい・・・。
「だめ・・・みんな、いるっ・・・!」
「だから大丈夫だって。誰も見てねぇよ。」
もう見られてもいいよ。
昨日、あんな声聞かれたんだし。
「構って欲しいとは、言ったけどっ・・・こんなことして、欲し、とは、言ってない、よ・・・っ!」
「俺は言ったよ?構ったら、止まんなくなるって。」
可愛過ぎてほんとやばい。
休憩終わっちゃうなぁ。
「乳首、勃ってるよ?」
「あっ・・・やめ、そんな、耳元で・・・ん・・・。」
くそ可愛いんだけど。
だめだ、止まんない。
休憩、もう終わるのに・・・。
「お前って、そんな耳弱かったっけ?」
少し強めに彼女の耳を噛んだ。
「あっん・・・いたいよ・・・も、やめて・・・けいこ、戻んなきゃ・・・。」
「痛いって言いながら、感じてんじゃん。」
わかってるって、そんなこと。
もうみんな、稽古に戻ってることなんて。
でも、まだ可愛いお前を味合ってたい。
「帰ったら、するから・・・私も、したい、から・・・。」
「絶対だから。」
「うん。」
しようがなく、この熱治めてやるから。
結構きついんだよ。
出したくて、しようがないんだから。
ほんとどうしよ・・・。
最近、俺が俺じゃなくなってる気がする。
いや、これがほんとの俺なのかな・・・。
鈴木心羽を愛してる俺が、この世界でたったひとりの、本物の俺。
サスケでも加州でもない俺が、彼女を愛してる。