第1章 Sugar1
「ちょっと、横なって。」
「え?」
「早く。」
ご飯を食べ終わって、仕事にはまだ時間がある為、少しゆっくりすると思ってたら、彼は急に、私を横にならせた。
「なに?」
訳がわからないまま、横になった。
「?!、ちょっ、流司さん?!やめっ・・・!」
「濡らし過ぎ。」
いきなりショーツの中に手を入れて、可愛く笑った。
「なんで、わかったの・・・?」
「ずっともじもじしてたじゃん。」
もう、恥ずかしくてたまらない。
少し背中をツーッとやられただけで、こんな反応して・・・。
「んっ、あっ・・・」
彼の指の動きに反応して、声が出る。
どんなに抑えようとしても、喘いでしまう。
ぴちゃぴちゃといやらしい音をたてて、彼は、私の弱いところを優しく撫でる。
もう、私のイイとこを知られてしまったらしい。
「ねぇ、心羽・・・、指、挿れていい?」
痛いのかな?
少し怖い。
「痛かったら、すぐ言って。やめるから。」
「あっ・・・うん・・・」
すぐに私の考えていることが、わかってしまう彼。
それなのに、私は貴方の気持ちを疑ってしまう。
流司さんはいつも、言わなくても私のことをわかってくれるのに・・・それくらい、私を見てくれてるのに・・・私は欲張りだ。
今だって、私ばっかり・・・。
「うっ・・・んっ」
「痛い?」
「少し・・・」
指、1本しか挿れてないのに、少しどころじゃなく、相当痛かった。
「1本だし、こんな濡れてるから、そんな痛くないと思ったんだけど・・・お前んナカ、相当キツい・・・」
少しと言ったら、眉間に皺を寄せた。
少しじゃないのが、バレてしまっているらしい。
ほんと、適わない。
「今、抜くから。クリだけでイけ。痛いと気持ち良くないだろ。」
「ごめんなさい・・・」
「お前は、なんも悪くない。」
指、1本でこんな痛くて・・・流司さんのは入るの?
「あっ・・・!んっ、ふっ・・・」
「余計なこと考えなくていいから。今はただ、感じてればいい。」
流司さんの指がいやらしい音をたてて、激しく動く。
「もっ、ダメ・・・!あっ、んんっ!!」
流司さんの手で、初めて果てた。