第3章 買い物にレッツラゴー
たくさんの人の所に出向くのはいつぶりだろうか・・・・。
最初はあんなに楽しかったのに、街に着いてからというもの、緊張でガチガチになっている。
ディアンヌの後ろに隠れながら、目的のお店にへと歩みを進める。
ちなみに、私が今着ている服は昨日急遽マーリンが作ってくれた。
白いワンピースの上に、前着ていたポンチョと、同じような形のものを羽織っている。
すっごいふわふわしてて着心地がいい。
勿論、フードも被ってる。
キング
「それでディアンヌ・・・・目的の店は?」
ディアンヌ
「えっとね、もう少しだよ!」
私は、怖くなってついついディアンヌの袖を引っ張った。
ディアンヌ
「・・・・・・ミーシャちゃん、大丈夫?」
ミーシャ
「・・・・・・」
キング
「ミーシャはあんまり人が多いところには行ったことなかったっけ・・・・」
ミーシャ
「(コクリ」
ディアンヌ
「キング、ミーシャちゃんのことよく知ってるんだね」
キング
「え?あ、まぁ一回会ったこともあるし・・・・」
ミーシャ
「・・・(コクリ」