【S】Moebius Ring~目覚めたら執事!?~
第9章 優秀な泥棒
櫻「ん。コレは…」
ゴミ箱に捨てられていたタオルがえらく汚れている。油?仕事で使ったものかな。ニオイは…土と油が混ざったような臭い。泥汚れ??よくよく見ると、男の指先や爪の間にも同様のものが付着している…。
櫻「…」
なんかデジャブ。どっかで見たことある気がする、このカンジ…。
でも、出そうで出ないっ!
松「なんか見つかりました?」
櫻「うん、ちょっと…」
こういう時は~…
松「…先輩?」
櫻「…」
目を閉じて指をスリスリスリ…(ひらめきそうだからマネてみた)
松「?何してんすか?」
櫻「…シンキングタイム」
松「はぁ…?」
カチャカチャ
カチャ
カチャリ☆
櫻「…密室は、破れました。」
松「…へ?密室??」
櫻「わかったぞ、この泥の正体!」
松「???」
ニノが歌詞にしてた、あれ!大野さんの汚い手!アレと同じなんだよ!(Gimmick Game参照)