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【S】Moebius Ring~目覚めたら執事!?~

第8章 容疑者Xの黙秘



松「誰にあげたんだよ~…。お気に入りのキャバ嬢にでもやっちゃった?」
櫻「…。それだとちょっとヤバイな」
松「え」

モノを貰い慣れている彼女らはシビアだ。気に入らないものは容赦なく質屋に持っていかれる可能性が高い。もしもすでに転売されていたら…探し出すのは絶望的。

松「そっか…!おいっ!どこのキャバ嬢だ?吐けよおらっ!」
櫻「マジで一刻も早く奪還しないと…。こうなったら代わりのものと交換とかでもかまわないっ。とにかく急がねば…!」
松「早く教えろよっ!売り飛ばされたらアウトなんだよっ!」
男「売り飛ばすって…。彼女はそんなことするような人じゃない!」
松・櫻「…」

喋った。

松「甘いな~。オンナはシビアな生き物だぞ?気に入らなきゃ即売に決まってんだろ」
男「彼女はそんな女じゃない!!あとキャバ嬢なんかじゃない!失礼なこと言うなッ」

…おや。意外と純情?


櫻「でも、君の彼女ではナイんだよね?」
男「…。そうなれば、最高だけど…」
櫻・松「…」

てことは…狙ってる女にあげたってこと?プレゼント?でも…盗品だぜっ!?(←しつこい?)

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