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キヲク巡る
第1章 。。。
なんだかとても奇妙な夢をみた
私がたくさんの男性に囲まれて
「主」と呼ばれ
とても幸せそうに暮らしている夢だった。
ただ、突然暗転し
幸せだった頃とは真逆な男性達
身体中にたくさんの傷を負っている
膝を抱え部屋の隅で震えていたり
とても細い指先で私の涙を拭う人
その人も何故か泣いていた
私と男性たちの間にはガラスの様な物が隔たれ
皆が苦しむ姿を私は目を閉じ耳を塞いだ
この夢には何か意味がある気がする
だけど、大切な何かなのにまったく思い出せない
まるで閉ざされた扉のように。
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