• テキストサイズ

キヲク巡る

第1章 。。。


手紙をあける。
そこには戦いが無事に終わり
今までの功績を讃える文章
そして「 ―――― 」
という一文に目がいく。

審神者とは何だろう?
あの空白の部分は何だろう?

無駄な思考をよそに
夢の中の私はその手紙を思いっきり丸めて
外で燃やそうとしている

何か不都合な事が書いてある?
もしかしてさっきの審神者とか?


全く分からないまま前の夢と同じように
皆の前で報告を始める
同じ流れを繰り返し
自室に戻ってまた泣いている

「現世に、戻れない…
もう友達にも家族にも会えない…!
私っ、どうしたら…」

友達にも家族にも会えない?
もしかして現世って私のいる世界?
でも今の私は誰にも会っていない
どういう事だ

「………!っ…!」

怒りを含んだ声で
ひたすらに何かを訴え続ける



その瞬間
突然光で目の前が溢れ
様々な記憶が満ちていく―――。
/ 17ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp