第2章 砂漠の月71~150
忍が本職のお兄さんは身体が鈍ってると思いがちですが、ジム通いなので筋肉ムキムキなのですよ。
ふと前方を歩く黒羽を見つけて…来てる上着を思い切りめくって上半身を晒し触った。
「…市?何してるんですか?」
「黒羽って細マッチョだよね、雹牙も」
「だからって廊下のど真ん中で服めくって男の身体を撫で回すんじゃありません!」
「いたたたたたた、ギブギブギブ!」
だってー、筋肉衰えてたらプロテインとか思ってたけど。このムキムキ加減は要らないわー
お肌もすべすべだったし、女の私から見たらなんて羨ましい。
アイアンクローされても懲りませんよ?私は。
黒羽にはカーネーションとご馳走でいいかな、何か買うとなると変な方向に走りそうだから。