第2章 砂漠の月71~150
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幸村と政宗の家庭教師のをして、題終わりっと。残りの春休み何しようか?
とぼとぼ歩いて、元就の家に来ていた。チャイムを鳴らせばお母様が顔を出す。
ギシリと階段の踏み板を鳴らしながら歩いて元就の部屋に到着、元就は今日は部活で居ない様です。
ベッドにダイブして、いそいそと元就の匂いを肺にいっぱいにすいこんで、はぁ…安心する。
うっかり安心して寝こけてしまった。
…
…いち…
「市?」
「ふあ?」
「どこで寝ておる」
「お布団~」
何か用事があったのか?と聞かれて。
えーとえーと春休み終わるまで、二人でゆっくり過ごしたいです。
少し頬を赤らめて言うが、何か葛藤し始めて座ると
スケジュール帳を開いて、いつだ?と
「早くいきたいよね、明日か明後日か」
「分かった、楽しみにしておれ」
「やったー」
月子ちゃんも晴久にお願いしてるだろうし。
デートだデートだ。
「市、条件がある」
「何々?」
すんごい、プライドが許せないんだろうな。ぎゅっと、元就に抱き付いて
「ご飯?いつでも」
「助かる」
月子ちゃんと晴久も呼ぶ?意地悪っぽく口をとがらせ拗ねてしまった
「かーわーいーいーー」
「頭を撫でるのは止めんか」
「ふぁ」
大きな欠伸をして、元就のベッドの上をお邪魔させて頂きます
「市?」
「すう…」
元就は市の様子に破顔して、デートはどこに行くかと計画を立て始めた。