• テキストサイズ

砂漠の月

第2章 砂漠の月71~150


123

幸村と政宗の家庭教師のをして、題終わりっと。残りの春休み何しようか?

とぼとぼ歩いて、元就の家に来ていた。チャイムを鳴らせばお母様が顔を出す。
ギシリと階段の踏み板を鳴らしながら歩いて元就の部屋に到着、元就は今日は部活で居ない様です。

ベッドにダイブして、いそいそと元就の匂いを肺にいっぱいにすいこんで、はぁ…安心する。


うっかり安心して寝こけてしまった。


…いち…

「市?」

「ふあ?」
「どこで寝ておる」
「お布団~」

何か用事があったのか?と聞かれて。
えーとえーと春休み終わるまで、二人でゆっくり過ごしたいです。
少し頬を赤らめて言うが、何か葛藤し始めて座ると

スケジュール帳を開いて、いつだ?と

「早くいきたいよね、明日か明後日か」
「分かった、楽しみにしておれ」
「やったー」

月子ちゃんも晴久にお願いしてるだろうし。
デートだデートだ。

「市、条件がある」
「何々?」

すんごい、プライドが許せないんだろうな。ぎゅっと、元就に抱き付いて

「ご飯?いつでも」
「助かる」

月子ちゃんと晴久も呼ぶ?意地悪っぽく口をとがらせ拗ねてしまった

「かーわーいーいーー」
「頭を撫でるのは止めんか」

「ふぁ」

大きな欠伸をして、元就のベッドの上をお邪魔させて頂きます

「市?」
「すう…」

元就は市の様子に破顔して、デートはどこに行くかと計画を立て始めた。
/ 338ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp